◆髪の毛の構造
頭皮の地肌から生えている髪の毛は、幾つかの層によってできているのをご存知でしたか?ここでは少しだけ難しい話になりますが、髪の毛の一番外側表面を作っているのが毛表皮と呼ばれ、その内側には毛皮質、そして一番内側の中心部には毛髄質という組織があり、それぞれ別の細胞によってできているのです。「キューティクル」という言葉は、皆さんもシャンプーのコマーシャルなどで聞いたことがあるでしょう。これはこの一番外側の毛表皮のことで、同じくコマーシャルなどでその様子も見たことがあるでしょうが、細胞が魚のうろこの様な形状でできています。
◆髪の毛の働き
なぜそのような形状をしているかというと、うろこが重なったような形は外からの異物を寄せつけ難いという利点があり、なおかつ汚れもつき難くなっていて、そうした形が外部から髪の内部を守るという、うまくできた構造になっているのです。その下側にある毛皮質の層の構造は細い繊維質となっており、ここにはメラニン色素が多く含まれています。このメラニン色素の含まれる量が多ければ多いほど黒い髪となりますから、メラニン色素の多い私達日本人には黒髪の人が多いのです。そして一番内側の毛髄質の層には空気穴がたくさん空いていて、この穴は直射日光や熱から頭を守るための温度調節の役目を担っているのです。